コトコレクションが目指す子どもの姿
コトコレクションのプログラミング教育には、明確な教育目標があります。それは「自分のやりたいコトを声にしよう、カタチにしよう」という理念のもと、以下の2つの能力を子どもたちに身につけてもらうことです。
①自分の興味のあるコト、やってみたいコトを見つける力 従来の受動的な学習ではなく、子ども自身が「これをやってみたい」「これを作りたい」と思える発見力を育成します。
②やりたいことにチャレンジするための方法を知っている力 単なる興味だけでなく、実際に行動に移すための具体的な方法やスキルを習得します。
この教育理念は、他の多くのプログラミング教室が技術習得を重視する中で、コトコレクションが「子どもの主体性」と「実現力」を最も重要視していることを示しています。
主要プログラミング教育サービスとの比較視点
大手企業の技術重視アプローチ
レゴエデュケーション 世界的なブランド力を活かし、高品質なロボット教材による技術教育を提供しています。体系的なカリキュラムと豊富な教材が特徴ですが、主に技術習得に重点が置かれています。
アーテック自考力キッズ パズル・ロボット・プログラミングを組み合わせた独自アプローチで全国展開しています。論理的思考力育成に優れていますが、画一的なカリキュラム進行が基本です。
ヒューマンアカデミージュニア ロボット制作を中心とした実践的な学習を提供し、全国約1,500教室という実績があります。手を動かす学習を重視していますが、個別対応には限界があります。
これらの優秀なサービスが「何を教えるか」に重点を置く中で、コトコレクションは「どう学ぶか」「なぜ学ぶか」を重視した独自のアプローチを展開しています。
コトコレクション独自のSTEM教育システム
教材コンセプトの革新性
コトコレクションの教材は、以下の2つの核となるコンセプトで設計されています。
教科横断のSTEM教育的アプローチ Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合し、自発的・創造的・問題解決的にあらゆる教育分野を学べる設計となっています。
自学自習による主体的学習 講師が一方的に教えるのではなく、子どもたちが自分で考え、自分で進められる教材構成により、主体的な学習態度を育成します。
体系的ワークシートシステムの詳細
ロボット学習プログラム
- 使用教材:レゴブロック、モーター、STEMDu、専用ワークシート、接続ケーブル
- ワークシート構成:全43枚(1枚1テーマの完結型)
- 学習進行:「動かす」→「実験」→「確認問題」の3段階
具体的なテーマ例:
- つくえといす:棒の長さ・ブロックの組み立て基礎
- つりざお:ブロックの長さと力学の理解
- プロペラ:STEMDuとの接続技術
- ずけい:角・辺・頂点の数学的概念
プログラミング学習プログラム
- 使用教材:Scratch、専用ワークシート
- 学習進行:「見本を見てプログラムを組む」→「確認問題」→「応用問題」の段階的習得
具体的なテーマ例:
- ネコをうごかしてみよう:進む、まつ、数字の入力、順序の理解
- おとをならしてみよう:音符、楽器、音を鳴らす、音の選び方、録音の仕方
- すきなキャラクターをうごかそう:コスチューム、ペイント機能
- 自己紹介:文章表現、ローマ字入力
60分レッスンの詳細な進行システム
タイムテーブルと指導ポイント
準備段階(0:00-0:10) 講師は事前に各子どものカルテを確認し、個別の状況を把握します。必要に応じて講師の作品例を準備し、5分前には子どもたちに活動準備を促します。
活動開始・個別確認(0:10-0:50) 子どもたちは以下の手順で自主的に活動を進めます:
<ロボット学習の場合>
- 今日のワークシート番号と作成物を確認
- ワークシートを取得し名前を記入
- 必要パーツの選別と整理
- ワークシートに従ってロボット制作
- 講師によるチェックポイント確認
- 実験の実施と結果確認
- 確認問題の解答
- 片付けの実施
<プログラミング学習の場合>
- 今日のワークシート番号と学習内容確認
- ワークシートを取得し名前を記入
- 見本を参考にプログラム作成
- 講師によるチェックポイント確認
- 確認問題と応用問題の実施
- 作品の保存(日付と作品名を含む)
- 片付けの実施
進捗確認・フォロー(0:50-0:60) 講師は全体を回って最終チェックを実施し、つまづいているポイントの把握や、積極的に質問できない子どもへのフォローを行います。
個別対応システムの特徴
チェックポイント制による進度管理 子どもたちは各段階で講師のチェックを受けてから次に進むシステムにより、一人ひとりの理解度を確実に把握できます。
柔軟な支援システム 講師は常に教室内を巡回し、個別の質問対応や技術的サポートを提供します。この機動性は出張型サービスだからこそ実現可能な特徴です。
科学的な個別記録システム「カルテ」
カルテシステムの目的と機能
コトコレクションでは、各子どもの学習状況を詳細に記録する「カルテ」システムを運用しています。これにより、初めて担当する講師でも子どもの状況を正確に把握でき、継続的で質の高い指導を提供できます。
カルテ記録項目の詳細
進捗の確認
- 現在取り組んでいるワークシート番号
- 作成している作品名
- 完了状況(完成/制作中/停滞中など)
- 継続期間(「現在同じ作品作りを3週間やっている」など)
子どもの状況・コンディション
- 学校生活の影響(「最近学校で疲れて学童で元気がない」)
- 発達段階の特徴(「反抗期」「集中できる日とできない日がある」)
- 成長の変化(「最近は以前より落ち着いて取り組めている」)
個別指導・支援方法の共有
- 効果的な指導法(「個人だとよくできるが、二人でいると遊んでしまうので時間を分けた方が良い」)
- 必要な支援ツール(「プログラミング開始時にアルファベット表を渡す」)
- 特別な配慮事項(「保存を間違えやすいので、保存を見てあげてほしい」)
教材・カリキュラムの改善点
- 難易度調整の必要性(「難易度が高いので副教材が欲しい」)
- 教材の修正事項(「問題文が間違っている」)
- 順序の最適化(「43番より、27番のワークシートを先にやったらどうか」)
包括的フィードバックシステム
子どもへのフィードバック手法
目的の明確化 時間内での活動内容を子どもと講師が共に把握し、何ができて何ができなかったか、その理由は何かを明確にします。
フィードバックのタイミング
- 活動中に「分からない」と質問されたとき
- 活動終了時
- 発表の前後
- 目標期間の終了時
確認事項の体系化
- 今日の活動内容の振り返り
- 達成できたことと課題の整理
- 次回の目標設定
- 取り組み姿勢の自己評価
- 自立的な活動能力の確認
- 集中できる環境作りの検討
保護者への専門的フィードバック
伝達すべき核心項目
- 子どもの具体的活動内容
- 使用した教材の学習目的
- その日に習得した知識・技能
- 学習態度で優れていた点
- 必要に応じた動画・写真の共有
- 興味関心の広がりや友達との協力状況
効果的なフィードバック手法
- ポジティブな内容から開始
- 課題がある場合は事実を客観的に伝え、改善策を必ず提示
- 子どもと共に振り返り、今後の方針を子ども自身に語らせる
講師不在時のフィードバック体制 お迎え時間が講師退勤後の場合、施設スタッフへの詳細な引き継ぎシステムにより、保護者への情報伝達を確実に実施します。
他社との差別化要因
技術習得型教育との違い
多くのプログラミング教室が「プログラミング技術の習得」を主目的とする中、コトコレクションは「子どもの主体性と創造力の育成」を最優先としています。
画一的カリキュラムとの違い
一般的な教室の「全員が同じペースで同じ内容を学ぶ」アプローチに対し、コトコレクションは個別のカルテシステムと柔軟なワークシート進行により、一人ひとりに最適化された学習を提供します。
通塾型教室との違い
保護者の送迎負担や時間制約がある通塾型に対し、出張型による施設内実施で、すべての子どもが平等に質の高い教育を受けられる環境を実現しています。
具体的な学習成果と効果
認知能力の向上効果
論理的思考力の育成 ワークシートの段階的進行により、「順序立てて考える」「原因と結果を関連づける」「問題を分析して解決する」力を体系的に育成します。
数学的概念の理解促進 ロボット制作を通じて、角度・長さ・図形などの数学的概念を実体験として理解し、抽象的概念の具体的理解を促進します。
非認知能力の向上効果
主体性の育成 「自分のやりたいコトを見つける」「チャレンジする方法を知る」という目標により、受動的学習から能動的学習への転換を図ります。
問題解決能力の向上 試行錯誤を通じた学習プロセスにより、困難に直面しても諦めずに解決策を見つけ出す粘り強さを育成します。
表現力・コミュニケーション能力の向上 フィードバック時の説明やプレゼンテーション活動により、自分の考えを相手に分かりやすく伝える力を向上させます。
導入施設での実践効果
保護者満足度の向上
詳細なフィードバックシステムにより、子どもの成長が具体的に伝わり、教育投資に対する納得感と満足感が大幅に向上しています。
子どもたちの学習意欲向上
「自分のやりたいコトを見つける」という目標設定により、受動的だった子どもたちが積極的に学習に取り組むようになる変化が見られます。
施設運営の効率化
完全出張型システムにより、施設側の準備負担がゼロでありながら、質の高い教育プログラムを提供できるため、運営効率が大幅に向上しています。
費用対効果の具体的分析
投資対効果の明確化
直接的効果
- 継続クラス:月額20,000円〜(6名参加の場合)
- 1人あたり月額:約3,300円〜
- 保護者満足度向上による継続率向上
間接的効果
- 施設の差別化による入所希望者増加
- 口コミによる新規獲得促進
- スタッフのスキル向上とモチベーション向上
よくある疑問への専門的回答
「ワークシート43枚は多すぎるのでは?」
各ワークシートは1テーマ完結型で設計されており、子どもの理解度に応じて柔軟に進度を調整できます。無理に全てを完了させる必要はなく、一人ひとりの成長段階に合わせた運用が可能です。
「個別対応は本当に可能なのか?」
カルテシステムによる詳細な記録と、チェックポイント制による進度管理により、確実な個別対応を実現しています。講師の専門研修によりこのシステムが効果的に運用されています。
「出張型で質の高い指導ができるのか?」
むしろ出張型だからこそ、子どもたちが普段過ごしている環境での自然な学習が可能になり、より効果的な指導を実現できます。機材持参により設備面での制約もありません。
まとめ:体系的教育システムによる真の成長支援
コトコレクションの教育メソッドは、単なる技術習得を超えて「自分のやりたいコトを声に、カタチに」するための総合的な能力育成を目指しています。
43枚のワークシートシステム、科学的なカルテ管理、包括的なフィードバック体制により、一人ひとりの子どもが主体的に学び、創造的に問題解決できる力を育成します。
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▼ コトコレクション教育メソッド・詳細説明はこちら ▼ https://lp.cotoism.com/cotocotocollection/
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体系的教育導入の流れ
- 教育メソッド詳細説明・質疑応答
- ワークシートシステムの実地確認
- カルテ・フィードバック体制の説明
- 体験レッスンによる効果実感
- 施設に最適化したプログラム設計
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