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保育所等訪問支援 利用の流れ|申請から利用開始まで手順をわかりやすく解説【さいたま市対応】

2026.09.12
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保育所等訪問支援 利用の流れ

保育所等訪問支援 利用の流れ

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結論:保育所等訪問支援を利用するには、①居住区の障害福祉課への相談・申請、②障害児支援利用計画の作成(相談支援事業所またはセルフプラン)、③市による支給決定・受給者証の交付、④訪問支援事業所との契約、⑤利用開始、という順番で手続きを進めます。さいたま市は政令指定都市として10区すべてに障害福祉課が設置されており、居住区の窓口が申請先になります。相談支援事業所への計画作成依頼は市区町村負担のため保護者の自己負担はなく、手続きの調整も任せることができます。

保育所等訪問支援は、子どもが通う保育所や学校に支援員が出向いて集団生活への適応をサポートする障害児通所支援の一つです。「サービスの名前は知っているが、どこに申請すればよいかわからない」「手続きの順番が把握できていない」という保護者は少なくありません。この記事では、さいたま市での申請先・手続きの流れ・相談支援事業所の活用法を、ステップごとに整理して解説します。

保育所等訪問支援とはどんなサービスか

支援員が子どもの通う施設に訪問する仕組み

保育所等訪問支援は、訓練を受けた支援員(訪問支援員)が子どもの通う施設に直接出向き、集団生活への適応を支援するサービスです。子ども自身が事業所に通う必要はなく、普段の生活の場である保育所・幼稚園・学校の中で支援が行われます。支援員は子どもの様子を観察しながら、本人への直接支援と施設スタッフへの間接支援(保育士や教員へのアドバイス)の両方を担います。

対象となる子どもと施設の種類

対象は、集団生活への適応に困難を抱える障害のある子どもです。利用できる施設の種類は制度上、保育所・幼稚園・認定こども園・小学校・中学校・高校・障害児入所施設などが含まれます。未就学児から高校生まで幅広い年齢が対象となる点が特徴です。

利用にあたって医師の診断書が必要かどうかは自治体の運用によって異なります。さいたま市での具体的な要件は、居住区の障害福祉課に直接確認することをおすすめします。

児童発達支援・放課後等デイサービスとの違い

保育所等訪問支援と混同されやすいのが、児童発達支援と放課後等デイサービスです。大きな違いは「子どもがどこで支援を受けるか」という点にあります。

サービス名 支援の場所 主な対象年齢 支援の内容
保育所等訪問支援 子どもが通う施設(保育所・学校など) 未就学児〜高校生 集団生活への適応支援・施設スタッフへの助言
児童発達支援 療育事業所(子どもが通所) 主に未就学児 発達支援・生活能力の向上
放課後等デイサービス 療育事業所(子どもが通所) 小学生〜高校生 放課後・休日の生活支援・社会参加

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保育所等訪問支援は、子どもが既に通っている場所での支援を強化したい場合に特に有効です。児童発達支援や放課後等デイサービスと組み合わせて利用することも可能で、その場合は障害児支援利用計画に複数のサービスをまとめて記載します。

保育所等訪問支援の利用開始までの5ステップを示すフローチャート
保育所等訪問支援の利用開始までには、申請から受給者証の交付・事業所との契約という複数のステップがあります

利用開始までの流れ:5つのステップ

ステップ1:居住区の障害福祉課に相談・申請する

最初の窓口は、居住区の障害福祉課です。さいたま市は政令指定都市として10区すべてに障害福祉課が設置されており、居住区の窓口で申請手続きを行います。「浦和区に住んでいれば浦和区役所の障害福祉課」というように、区ごとに担当窓口が決まっています。

窓口では、子どもの状況(通っている施設・困りごとの内容)を伝え、保育所等訪問支援の利用を希望する旨を申し出ます。窓口での受付時間や予約の要否は区によって異なる場合があるため、事前に電話で確認しておくとスムーズです。

ステップ2:障害児支援利用計画を作成する(相談支援事業所またはセルフプラン)

申請後、市から「障害児支援利用計画案」の提出を求められます。この計画は、子どもにどのような支援が必要か、どのサービスをどのくらいの頻度で利用するかをまとめたものです。作成方法は2つあります。

  • 相談支援事業所に依頼する:相談支援専門員が保護者と面談しながら計画を作成します。費用は市区町村が負担するため、保護者の自己負担はありません。
  • セルフプランとして自分で作成する:保護者自身が計画書を作成・提出する方法です。様式はさいたま市から入手できます。

さいたま市内では相談支援事業所の数が利用希望者数に対して不足しており、事業所によっては受け入れに時間がかかる場合があります。早めに相談支援事業所に連絡を取ることが、手続きをスムーズに進めるうえで重要です。

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障害児支援利用計画の作成は、相談支援事業所に依頼しても保護者の自己負担はありません。こども相談支援 Un-School計画では、療育現場を知る相談支援専門員が、保育所等訪問支援を含めた支援の組み合わせをご一緒に考えます。

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ステップ3:市が支給決定・受給者証を交付する

計画案が提出されると、市が支給決定を行い、「障害児通所受給者証」が交付されます。受給者証には、利用できるサービスの種類・支給量(1か月あたりの利用回数の上限)・有効期間などが記載されています。保育所等訪問支援の支給量の標準的な設定はさいたま市の運用によって異なるため、窓口で確認してください。

支給決定から受給者証の交付までには一定の期間がかかります。申請のタイミングによっては数週間〜1か月程度かかることもあるため、利用を希望する時期から逆算して早めに動き始めることをおすすめします。

ステップ4:訪問支援事業所と契約する

受給者証が交付されたら、保育所等訪問支援を提供している事業所を選び、契約を結びます。事業所との契約では、訪問の頻度・訪問先の施設・支援の内容などを確認します。

訪問支援事業所を探す方法としては、さいたま市が公式ホームページで公開している「障害者(児)指定事業所等一覧」を参照する方法があります。相談支援事業所に依頼している場合は、地域の事業所情報をもとに候補を提案してもらうことも可能です。

契約後、訪問支援事業所は子どもが通う施設(保育所・学校など)と連絡を取り、訪問の日程や支援の進め方を調整します。施設側の理解と協力が支援の質に直結するため、この調整は丁寧に行われます。

ステップ5:利用開始・モニタリング

契約が完了すると利用が始まります。利用開始後も、相談支援事業所に計画作成を依頼している場合は、一定期間ごとにモニタリング(計画の見直し)が行われます。子どもの状況や支援の効果を確認しながら、必要に応じてサービスの内容や頻度を調整します。

利用者負担については、保育所等訪問支援も他の障害児通所支援と同様に原則1割負担となり、世帯の市町村民税額に応じた月額上限額が設定されています。詳細な金額はさいたま市の窓口または相談支援事業所にご確認ください。

さいたま市での申請先と手続きのポイント

申請窓口:居住区の障害福祉課

さいたま市は10区(西区・北区・大宮区・見沼区・中央区・桜区・浦和区・南区・緑区・岩槻区)それぞれに障害福祉課が設置されています。申請は居住区の窓口で行うため、「さいたま市に住んでいるが、どこに行けばよいかわからない」という場合は、まず自分の住所がどの区に属するかを確認してください。

相談支援事業所に依頼するメリットと費用の仕組み

相談支援事業所に計画作成を依頼すると、保護者が自分で計画書を作成・調整する手間を大幅に減らすことができます。具体的には、以下のような業務を相談支援専門員が担います。

  • 子どもの状況や保護者のニーズをヒアリングし、計画案を作成する
  • 市への書類提出や調整を代行する
  • 訪問支援事業所の候補を提案し、連絡調整を行う
  • 利用開始後のモニタリングを定期的に実施する

これらのサービスは市区町村が費用を負担するため、保護者の自己負担はありません。放課後等デイサービスの利用の流れと同様の仕組みで、障害児通所支援全般において相談支援事業所の活用は費用面でのデメリットがない選択肢です。

セルフプランを選ぶ場合の注意点

セルフプランは保護者自身が計画書を作成する方法で、制度上認められています。さいたま市のセルフプランの作り方と注意点で詳しく解説していますが、計画書の様式・記載内容・モニタリングの考え方を自分で把握する必要があります。さいたま市内では相談支援事業所が不足しているため、やむを得ずセルフプランを選ぶ保護者も増えています。ただし、保育所等訪問支援を初めて利用する場合は、制度の仕組みや事業所との調整に不慣れなことも多いため、まず相談支援事業所に問い合わせてみることをおすすめします。

訪問支援事業所の探し方

保育所等訪問支援を提供している事業所は、さいたま市公式ホームページの「障害者(児)指定事業所等一覧」から確認できます(最新情報は公式サイトでご確認ください)。相談支援事業所に依頼している場合は、地域の事業所情報をもとに候補を絞り込んでもらうことが可能です。事業所を選ぶ際は、子どもが通う施設の所在地に対応しているか、訪問の頻度や支援の方針が子どもの状況に合っているかを確認することが重要です。

相談支援事業所を活用すると何が変わるか

計画作成から事業所との調整まで自己負担なしでサポート

相談支援事業所を活用すると、保護者が個別に行う必要のある調整の多くを専門員に任せることができます。特に、保育所等訪問支援は訪問先の施設(保育所・学校)との連携が不可欠なサービスであるため、事業所間・施設間の調整を専門員が担ってくれることは実務上の大きなメリットです。相談支援事業所の役割と費用の仕組みについて詳しくはこちら

療育現場を知る相談支援専門員に依頼するメリット

こども相談支援 Un-School計画(さいたま市浦和区)では、相談支援専門員自らがFabriCoの療育現場を運営しています。これは、計画を作成するだけでなく、支援員が実際に施設でどのような動きをするか、施設側との連携でどのような調整が必要かを現場感覚で把握しているということを意味します。

「計画書を作ってもらったが、実際の支援がどう動くかイメージできない」という保護者の不安に対して、療育現場を知る立場から具体的な説明ができる点が、この事業所の固有の強みです。

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さいたま市内の地域資源への橋渡し

こども相談支援 Un-School計画は、さいたま新都心・浦和・与野・大宮エリアの地域資源に精通しており、保育所等訪問支援を提供している事業所の情報だけでなく、フリースクール(いろどり学園等)や他の療育機関への橋渡しも含めた計画提案が可能です。「学校以外の選択肢も視野に入れながら、子どもに合った支援の組み合わせを考えたい」という保護者にとって、既存の枠にとらわれない柔軟な計画作成という視点は、手続きの先を見据えた相談ができる環境につながります。

子どもの発達や相談先の選び方について、より広い視点で整理したい場合はさいたま市で使える相談窓口と相談支援事業所の役割も参考にしてください。

よくある質問

保育所等訪問支援の申請に診断書は必要ですか?

さいたま市での運用については、居住区の障害福祉課に直接確認することをおすすめします。診断書の要否は自治体によって異なる場合があります。

保育所等訪問支援と児童発達支援は同時に使えますか?

はい、制度上は同時に利用することが可能です。その場合、障害児支援利用計画に両方のサービスを記載します。相談支援事業所に依頼すると、複数サービスの組み合わせを含めた計画作成をサポートしてもらえます。

相談支援事業所への計画作成依頼に費用はかかりますか?

費用は市区町村が負担するため、保護者の自己負担はありません。

さいたま市で保育所等訪問支援の申請窓口はどこですか?

居住区の障害福祉課が申請窓口です。さいたま市は10区すべてに障害福祉課が設置されており、お住まいの区の窓口で手続きを行います。

受給者証が交付されるまでどのくらいかかりますか?

申請から受給者証の交付までには、数週間〜1か月程度かかることがあります。利用を希望する時期から逆算して、早めに手続きを始めることをおすすめします。

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