結論:放課後等デイサービスの送迎は制度上の必須要件ではなく、「送迎加算」として事業所が任意に提供するサービスです。さいたま市内でも送迎を行っている事業所は多いですが、対応エリアや条件は施設によって異なります。FabriCoでは片道20分圏内を送迎の目安としています。利用を検討する際は、事業所への問い合わせ・見学時に送迎の有無・エリア・学校からの対応可否を具体的に確認することが重要です。
放課後等デイサービスを検討するとき、「送迎はあるのか」「自宅や学校まで来てもらえるのか」は多くの保護者が最初に気になる点です。結論から言うと、送迎サービスは放課後等デイサービスの制度上の必須要件ではなく、実施するかどうか・対応エリアは事業所ごとに判断が異なります。さいたま市内でも送迎を行っている事業所は多いですが、エリアや条件に差があるため、事前の確認が欠かせません。

放課後等デイサービスの送迎は「義務」ではない
放課後等デイサービスは、障害のある子どもが放課後や長期休暇中に利用できる福祉サービスです。しかし、送迎については法令上の提供義務はなく、事業所が独自に判断して実施しています。
送迎加算とは何か
送迎を実施している事業所は、障害福祉サービスの報酬体系における「送迎加算」を算定することで、送迎にかかるコストの一部を賄っています。送迎加算は、事業所が一定の要件を満たしたうえで算定できる加算項目であり、すべての事業所が取得しているわけではありません。加算の算定要件や単価の詳細は厚生労働省の報酬告示に基づくため、最新情報は自治体や事業所に直接確認してください。
送迎加算を算定している事業所では、利用者の自己負担にも加算分が反映されますが、受給者証の負担上限月額の範囲内に収まるケースが多いです。利用料の仕組みについては、放課後等デイサービスを利用するための手続きの流れも参考になります。
送迎を実施しない事業所もある理由
送迎を行わない事業所が存在するのは、主に以下の理由からです。
- 車両・ドライバーの確保にコストがかかる
- 事業所の立地が駅近で、公共交通機関での通所を前提としている
- 送迎よりも療育の質・定員の充実に経営資源を集中させている
「放課後等デイサービスには送迎がある」と思い込んで問い合わせると、対応していないケースもあります。まず「送迎の有無」を確認することが出発点です。
学校からの送迎と自宅への送迎、両方に対応しているかを確認する
送迎には大きく2つのパターンがあります。
- 学校 → 施設:放課後に学校まで迎えに来て、施設へ連れて行く
- 施設 → 自宅:療育終了後に自宅まで送り届ける
どちらか一方のみ対応している事業所もあれば、両方対応している事業所もあります。共働き家庭や移動手段が限られている場合は、両方向の対応可否を必ず確認しましょう。また、学校が送迎エリア内に含まれるかどうかも、自宅とは別に確認が必要です。
さいたま市内の事業所における送迎エリアの考え方
送迎エリアの設定方法は事業所によって異なります。大きく分けると「行政区単位で設定する方法」と「施設からの所要時間で設定する方法」の2つがあります。
エリアを「区」単位で設定している事業所の例
さいたま市内の事業所の中には、対応エリアを区単位で明示しているところがあります。たとえば、りっと与野(旧:まはろさいたま与野)は、さいたま市中央区・桜区・大宮区の一部・浦和区の一部・南区の一部を送迎エリアとして設定しています。区単位での設定は保護者にとってわかりやすい反面、同じ区内でも施設から遠い場所は対応外になる場合があります。
「片道○分圏内」という時間基準で設定している事業所の例
施設からの所要時間を基準にしている事業所もあります。FabriCoでは、送迎の目安を片道20分圏内としています。時間基準の場合、道路状況や経路によって実際の対応可否が変わることがあるため、住所を伝えたうえで個別に確認するのが確実です。
ウィズ・ユー与野は、園・学校・自宅への送迎に対応していることを公式サイトで案内しています。各事業所の送迎エリアは公式情報が変更されることもあるため、最新情報は各事業所に直接お問い合わせください。
送迎エリア外の場合の対応
自宅や学校が送迎エリア外の場合、以下のような対応が考えられます。
- 保護者が施設まで送迎する(自家用車・公共交通機関)
- エリア内の別の事業所を探す
- エリア境界に近い場合は個別相談で対応可能なこともある
エリア外だからといって即座に諦めず、一度問い合わせてみることをおすすめします。
送迎サービスを利用する前に確認しておきたいこと
見学や問い合わせの際に、送迎について曖昧なまま進めてしまうと、利用開始後にトラブルになることがあります。以下の質問を事前に整理しておくと、スムーズに確認できます。
確認すべき5つの質問
- 送迎サービスはありますか?(実施の有無)
- 自宅(住所)は送迎エリア内ですか?(エリア確認)
- 学校からの送迎にも対応していますか?(学校→施設の可否)
- 施設から自宅への送迎もありますか?(施設→自宅の可否)
- 送迎の時間帯・曜日に制限はありますか?(条件の確認)
特に学校からの送迎は、学校側の協力(校門での引き渡しルールなど)が必要になる場合もあります。事業所だけでなく、学校側にも確認が必要なケースがあることを念頭に置いておきましょう。
送迎の有無だけでなく「条件」を確認することが重要な理由
「送迎あり」と案内されていても、実際には曜日・時間帯・人数によって対応できない日がある場合があります。また、長期休暇中(夏休みなど)は通常と異なる時間帯での送迎になることも多く、事前に確認しておくと安心です。
送迎の仕組みを理解したうえで、子どもの特性や家庭の状況に合った事業所を選ぶことが大切です。さいたま市での支援の種類と相談の流れでは、さいたま市での支援の種類と相談の流れを整理しています。
FabriCoの送迎エリア、まずはお気軽にご確認ください
与野・新都心エリアを拠点とするFabriCoでは、片道20分圏内を送迎の目安としています。ご自宅や学校からの対応可否は、見学・問い合わせ時に個別にご確認いただけます。
FabriCoの送迎対応について
FabriCoは、埼玉県さいたま市浦和区上木崎(与野・新都心エリア)を拠点とする放課後等デイサービスです。2022年10月に開所し、2023年4月より全コマ制運営に移行。放課後等デイサービスと児童発達支援の両方を提供しています。
対応エリアの目安(片道20分圏内)
FabriCoでは、送迎の対応エリアを施設から片道20分圏内を目安としています。与野・新都心エリアを中心に、さいたま市内の広い範囲をカバーしています。ご自宅や通学先の学校が対応エリア内かどうかは、住所をお伝えいただいたうえで個別にご確認ください。
FabriCoの療育内容と送迎の組み合わせで何ができるか
FabriCoの最大の特徴は、「ものづくり(Fabrication)」をテーマにした療育です。3DプリンターやLEGO、Scratch、KOOVといったデジタル工作ツールを使い、子ども自身のアイデアを形にする活動を通じて、自己肯定感とコミュニケーション力を育てます。釣り竿やかごなど、実際に使えるものを制作した実績もあります。
集団が苦手な子どもには個別療育のコマを設定しており、Web学習システム「デキタス」を使った学習支援も並行して実施しています。送迎で通所のハードルを下げながら、こうした多様な支援を受けられる環境が整っています。
14年間のものづくり教育の実績を持つFabriCoへの見学・問い合わせは、公式サイトからご確認いただけます。送迎エリアの確認も含めて、お気軽にご相談ください。
放課後等デイサービスの利用には受給者証の取得が必要です。手続きの流れや相談支援事業所の役割については、放課後等デイサービスを利用するための手続きの流れで詳しく解説しています。
よくある質問
放課後等デイサービスの送迎は無料ですか?
送迎は「送迎加算」として利用料に含まれる形で算定されます。受給者証の負担上限月額の範囲内に収まるケースが多いですが、詳細は事業所と自治体に確認してください。
学校から放課後等デイサービスへの送迎にも対応していますか?
学校からの送迎に対応している事業所もありますが、すべての事業所が対応しているわけではありません。また、学校側の引き渡しルールとの調整が必要な場合もあるため、事業所と学校の両方に確認することをおすすめします。
送迎エリア外に住んでいる場合はどうすればよいですか?
エリア外の場合は保護者が送迎するか、エリア内の別の事業所を探すことになります。エリア境界に近い場合は個別相談で対応できることもあるため、まず問い合わせてみることをおすすめします。
FabriCoの送迎エリアはどこまでですか?
FabriCoでは片道20分圏内を送迎の目安としています。与野・新都心エリアを中心としたさいたま市内が対象です。ご自宅や学校の住所をお伝えいただいたうえで、個別にご確認ください。
放課後等デイサービスの利用に受給者証は必要ですか?
はい、放課後等デイサービスを利用するには受給者証(障害児通所受給者証)が必要です。さいたま市での申請手続きや相談支援事業所の役割については、別記事で詳しく解説しています。
送迎エリアの確認も含めて、FabriCoへご相談ください
FabriCoでは、3Dプリンターやデジタルツールを使ったものづくり療育を提供しています。送迎(片道20分圏内が目安)の対応可否も含めて、見学・問い合わせでお気軽にご確認ください。