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さいたま市の不登校中学生は放課後等デイサービスを使える?受給者証の取り方と施設の選び方を解説

2026.10.22
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さいたま市の不登校中学生は放課後等デイサ

さいたま市の不登校中学生は放課後等デイサ

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結論:放課後等デイサービスは児童福祉法に基づく障害児通所支援であり、利用要件に「学校に登校していること」は含まれていません。不登校の中学生でも受給者証が交付されていれば利用できます。さいたま市では区役所の福祉課または相談支援事業所に相談し、障害児支援利用計画案の作成→市への申請→受給者証交付→事業所との契約という4ステップで利用を開始できます。費用は受給者証の負担上限月額制度が適用されるため、家計への負担を抑えながら療育・学習支援・居場所を確保できます。

子どもが不登校になったとき、「学校以外の居場所や支援を探したいが、放課後等デイサービスは学校に通っていないと使えないのでは」と感じる保護者は少なくありません。結論から言えば、不登校の中学生でも放課後等デイサービスは利用できます。制度上、「登校していること」は利用要件に含まれていないからです。この記事では、さいたま市での受給者証の取り方、施設を選ぶ際の判断軸、そして具体的な支援内容を整理します。

不登校の中学生でも放課後等デイサービスは使える

放課後等デイサービスは、児童福祉法第6条の2の2に基づく障害児通所支援の一つです。対象は原則として6〜18歳(就学児)の障害のある子ども、または発達上の支援が必要と認められた子どもとされています。

重要なのは、この制度の利用要件に「学校に在籍していること」や「登校していること」は定められていないという点です。不登校であっても、受給者証さえ交付されていれば利用できます。

受給者証が鍵になる

放課後等デイサービスを利用するには、自治体から「障害児通所受給者証(受給者証)」の交付を受ける必要があります。受給者証は診断書がなくても申請できる場合があり、「発達上の支援が必要」と認められれば交付対象になります。不登校の背景に発達特性がある場合はもちろん、そうでない場合でも相談支援事業所や区役所の窓口に状況を伝えることが出発点です。

放課後等デイサービスで3Dプリンターを使ってものづくりをする中学生
ものづくりを通じた療育では、自分のアイデアを形にする体験が自己肯定感の育成につながります

さいたま市で受給者証を取得する4つのステップ

さいたま市では、以下の流れで受給者証を取得し、放課後等デイサービスの利用を開始できます。

①区役所の福祉課等または相談支援事業所に相談する

まず、お住まいの区の区役所福祉課等、または地域の相談支援事業所に連絡します。「子どもが不登校で、放課後等デイサービスの利用を検討している」と伝えれば、次のステップを案内してもらえます。どちらに先に連絡しても構いません。

②相談支援事業所が障害児支援利用計画案を作成する

相談支援事業所の支援員(相談支援専門員)が、子どもの状況や保護者のニーズをヒアリングし、「障害児支援利用計画案」を作成します。この計画案には、放課後等デイサービスをはじめ、フリースクールなど学校以外の学び場を組み込むことも可能です。計画案の作成費用は自己負担なしで利用できます。

③市に申請し受給者証が交付される

計画案をもとに市へ申請します。審査を経て受給者証が交付されると、利用できる日数(支給量)が決まります。

④利用したい事業所と契約してサービスを開始する

受給者証を持って希望する事業所と契約し、サービスを開始します。複数の事業所を見学してから決めることもできます。

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教育的支援と放課後等デイサービス、どちらを先に使うか

さいたま市には、教育委員会が運営する教育的支援と、障害福祉サービスとしての放課後等デイサービスという、性格の異なる2つの支援の流れがあります。どちらを先に使うかではなく、目的に応じて組み合わせる視点が実際には役立ちます。

教育相談室とフリースクール等連絡協議会の役割

さいたま市教育委員会は市内6か所に教育相談室を設置しており、さいたま市立小・中学校に在籍する児童生徒とその保護者を対象に、面接相談(予約制)・電話相談(随時)を無料で提供しています(月〜金曜9時〜17時)。学校との関係や復帰に向けた相談には、まずここを活用するのが自然な入口です。

また、さいたま市教育委員会は「フリースクール等連絡協議会」を設置し、民間団体との連携を通じて不登校の子どもの支援を行っています。市内のフリースクール一覧はPDFで公表されており、総合教育相談室(048-711-5495)に問い合わせると入手できます。

Growthの終了と教育支援センターへの移行(令和7年度末)

さいたま市教育委員会が令和4年4月に設立した不登校等児童生徒支援センター「Growth」は、令和7年度をもって活動を終了します。今後は市内6か所の教育支援センターでの活動にオンライン支援を導入する形に移行する予定です。支援の窓口が変わるため、現在Growthを利用中または検討中の方は最新情報を市の公式サイトで確認してください。

放課後等デイサービスが担う役割との違い

教育相談室やフリースクールが「学校との関係を整える・学習機会を確保する」ことを主な目的とするのに対し、放課後等デイサービスは「発達上の支援・療育・生活スキルの向上」を目的とした福祉サービスです。不登校の背景に発達特性がある場合や、集団への抵抗感・自己肯定感の低下が顕著な場合は、放課後等デイサービスが担える部分が大きくなります。両方を並行して使うことも制度上可能です。

不登校の子どもが使えるさいたま市の支援・居場所ガイド

不登校の中学生が放課後等デイを選ぶ3つの判断軸

さいたま市内には複数の放課後等デイサービスがあり、支援の方向性は施設ごとに異なります。「どこでも同じ」ではないため、以下の3つの軸で絞り込むと選びやすくなります。

集団活動型か個別支援型か

不登校の中学生の中には、集団活動そのものに強い抵抗感を持つ子どもも多くいます。グループ活動を中心とする施設では、最初から馴染めずに通えなくなるケースもあります。個別療育のコマが設定されているか、少人数から始められるかを見学時に確認することが重要です。

活動内容:何を通じて自己肯定感を育てるか

運動療育・SST(ソーシャルスキルトレーニング)・ものづくり・学習支援など、施設によって活動の軸は大きく異なります。「何が得意か」「何に興味があるか」という子どもの特性と、施設の活動内容が合っているかどうかが、継続して通えるかどうかに直結します。

送迎エリアと通いやすさ

放課後等デイサービスの送迎は法律上の義務ではなく、実施するかどうか・対応エリアは事業所ごとに異なります。学校に行っていない状態では自力での通所が難しい場合もあるため、送迎の有無と対応エリアは必ず確認してください。

放課後等デイサービスの送迎の仕組みと確認ポイント

FabriCoの支援内容|ものづくりを軸にした療育と学習支援

さいたま市浦和区上木崎を拠点とする放課後等デイサービス「FabriCo(ファブリコ)」は、「ものづくり(Fabrication)」を療育の軸に据えた施設です。2022年10月に開所し、2023年4月より全コマ制運営に移行。児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を提供しており、14年間のものづくり教育の実績を持ちます。

3Dプリンターで「自分のアイデアを形にする」療育

FabriCoでは、3DプリンターやLEGO、Scratch、KOOVといったデジタル工作ツールを使い、子どもが自分のアイデアを実際の形にする体験を療育の中心に置いています。釣り竿やかごなど、実用的な物を自分の手で作り上げる過程が、自己肯定感とコミュニケーション力の育成につながります。「作れた」という具体的な達成感は、学校での失敗体験が積み重なった中学生にとって、自信を取り戻す入口になりえます。

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集団が苦手な子向けの個別療育コマ

集団活動への抵抗感が強い子どもに向けて、個別療育のコマを設定しています。不登校で集団に入ることが難しい中学生でも、まず1対1の関わりから始められる体制があります。

Web学習「デキタス」で学習支援も並行実施

療育と並行して、Web学習システム「デキタス」を使った学習支援も実施しています。不登校期間中の学習の遅れへの不安を持つ保護者にとって、療育と学習支援を同じ場で受けられることは、施設を選ぶ際の実質的なメリットになります。

送迎エリアと所在地

所在地は埼玉県さいたま市浦和区上木崎1-7-1 近代模型ビル2・3階。送迎は片道20分圏内まで対応しており、与野・新都心エリアをカバーしています。大宮区・浦和区・中央区からもアクセスしやすい立地です。営業日は月〜金曜・土曜・第1・3日曜日です(最新情報は公式サイトでご確認ください)。

さいたま市中央区で不登校の子どもの居場所を探す

利用を始める前に確認しておきたいこと

費用は受給者証の負担上限月額に準ずる

放課後等デイサービスの利用料は、受給者証の負担上限月額制度が適用されます。世帯収入に応じて上限額が設定されるため、施設間で費用の差は小さく、家計への負担を抑えながら利用できます。FabriCoの利用料も受給者証の負担上限月額に準じます。

フリースクールとの費用の仕組みの違いについては、フリースクールと放課後等デイサービスの費用の違いで詳しく整理しています。

見学・問い合わせ前に確認しておきたいポイント

施設に問い合わせる前に、以下の点を整理しておくと話がスムーズです。

  • 子どもの現在の状況(不登校の期間、集団への抵抗感の程度、興味のある活動)
  • 受給者証の有無(まだ取得していない場合はその旨を伝える)
  • 送迎が必要かどうか、自宅からの距離
  • 学習支援を希望するかどうか

見学時には、実際の活動の様子を見せてもらうことと、個別対応の体制について具体的に確認することをお勧めします。

よくある質問

不登校の中学生は放課後等デイサービスを利用できますか?

はい、利用できます。放課後等デイサービスの利用要件に「学校に登校していること」は含まれていません。受給者証が交付されていれば、不登校の状態でも利用できます。

受給者証を取得するには診断書が必要ですか?

診断書がなくても申請できる場合があります。「発達上の支援が必要」と認められれば交付対象になります。まずさいたま市の区役所福祉課等または相談支援事業所に相談してみてください。

放課後等デイサービスとフリースクールは同時に利用できますか?

はい、制度上は並行して利用することが可能です。放課後等デイサービスは障害福祉サービス、フリースクールは民間の教育支援という位置づけで、目的が異なります。ただし費用の仕組みが異なるため、事前に確認することをお勧めします。

FabriCoはどのエリアから通えますか?

さいたま市浦和区上木崎が拠点で、送迎は片道20分圏内まで対応しています。与野・新都心エリアのほか、大宮区・浦和区・中央区からもアクセスしやすい立地です。詳細は公式サイトまたは問い合わせでご確認ください。

さいたま市の教育相談室と放課後等デイサービスは何が違いますか?

教育相談室は教育委員会が運営する無料の相談窓口で、学校との関係や復帰に向けた相談が主な目的です。放課後等デイサービスは障害福祉サービスとして、療育・発達支援・生活スキルの向上を目的とした通所型の支援です。両方を並行して使うことも可能です。

参考・出典

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